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現在私ども幼稚園には相変わらず様々な課題が課せられ、要求が寄せられています。少子化対策をはじめとして子育て支援、幼保・一元化(認定こども園)、自己・外部評価制度、免許制度改革、幼少連携、安全対策等、そして我々団体に対しましても公益法人の制度改革がつきつけられ、今重大な判断をしなければならない時期に至っております。しかし、近年のめざましい科学の発展、特にここ約10年でパソコン、携帯電話等の通
信機器は信じられないくらいの速度で我々の社会に浸透してしまいました。その他利便性、合理性が追求されたあらゆる物品や制度が街にあふれかえっているように思われます。勿論、大変便利にはなりましたが同時に何か大切なものが失われていくような気がしてなりません。便利になって失われるものがあります。そしてその事によって特に強い影響を受けるのが私達の子どもたちではないでしょうか。便利になってしまった社会を過去に戻すことは出来ません。便利さを享受しつつもそのリスクを補ってあまりある「かしこい対応力」も
幼稚園の教育を通して子どもたちに備えていって欲しいと思います。そしてそういう事こそが最重要課題「心を育てる教育」とともに今私達に課せられた最も大切な使命ではないかと思うのです。
川崎市幼稚園協会の研修活動は研修部役員が中心となり正に協会の目的である幼稚園教育振興活動の最重点施策として行われています。内容はもちろんのことですが、運営担当者、参加者、指導者の皆さん全てが使命感に燃え、また、加盟各園設置者の温かいご理解により常に大勢の教員の皆様の積極的な参加を戴いております。平成20年度研究紀要には当協会がこの一年問に行った研究、研修活動の全てが記録されています。そして、それは単に記録として残されるだけのものではなく、日々の教育活動において十分に活用され、教職員の皆さんの大切な栄養源となっています。今年度もこの様に大きな成果
としてこの紀要が作成されました事を本当にうれしく思っています。最後に研修活動にご協力をいただいた全ての皆様、そして幼稚園教育に常にご理解を戴き、ご支援をいただいている皆様に心から感謝を申し上げ発刊の挨拶とさせていただきます。
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