令和2年度 
研修大会

研究会・研修会

研修大会開催にあたり

 第61回の川崎市幼児教育研修大会兼第60回神奈川県私立幼稚園教育研究川崎地区大会を無事に開催できましたことに、関係者の皆様に改めて感謝申し上げます。ご存じのように、昨年度末から見舞われた新型コロナウイルス感染症拡大とそれに伴う緊急事態宣言等により、今年度は各加盟園のみならず幼稚園協会としても各事業の中止や変更を余儀なくされ、何をするにも常に不安と背中合わせの一年を過ごして参りました。

 本研修大会においても、早い時期から開催の可否の検討を重ねて参りました。そこでの議論の中心は「感染症のリスクに対する心配」と、一方で「この大会は年間で行われている継続研修会のまとめの会であるとともに、永年各加盟園にて幼児教育に貢献されてきた教職員の皆様に永年勤続表彰をさせていただく、幼稚園協会としても最も大切な会である」ということの再認識でした。そのために、たとえ規模を縮小し、参加人数の制限をしながらでも可能な限り感染予防対策を実施して、なんとか開催を実現したいと強く念願し各園に協力を呼び掛け準備を進めて参りました。また、間近の緊急事態宣言に伴い、午前中に予定しておりました分科会は、直前に中止とさせていただいた次第です。

 今年度は、そのようなことから皆様のご協力のもと、初めて式典・記念講演をリモートで配信し、各園からの参加ならびに自宅からの研修への参加も実現し、多くの受講者を迎えることができました。

 最後になりますが、5年、10年、15年の勤続表彰を受賞された皆様、本当におめでとうございます。保護者の皆様、お世話になった子ども達の気持ちも代表して、心より感謝とお祝いを申し上げます。前述しましたように、今年の研修大会は受賞者の皆様だけでなく、私たちにとってもこの先忘れることのできない大会となりました。受賞者の先生方におかれましては、この表彰を機に、更に自分磨きを重ね、子どもたちのために努力を続けていってください。先生方が向上心を持ち、成長されることこそが「幼児教育の質の向上」に直結し、子育て中の保護者の皆様に幼児教育の素晴らしさを伝える重要な要素であるのだと思います。今後益々のご活躍をお祈り申し上げます。

 

公益社団法人川崎市幼稚園協会

会長 鈴木 伸司

記念式典

式典でご登壇いただいた皆様

  • (ご祝辞)伊藤 弘 様   川崎市 副市長
  • (ご祝辞)山崎 直史様   川崎市議会 議長
  • 橋本 勝 様   自由民主党川崎市議会議員団 団長
  • 山田 晴彦様   公明党川崎市議会議員団 団長
  • 岩隈 千尋様   みらい川崎市議会議員団 団長
  • 宗田 裕之様   日本共産党川崎市議会議員団 団長
  • 原 典之 様   川崎市幼稚園父母の会連合会 会長(川崎市議会議員)
  • 小澤 利通様   公益社団法人神奈川県私立幼稚園連合会 会長

要項にご寄稿いただいた皆様

  • (ご祝辞)福田 紀彦様   川崎市長
  • (ご祝辞)原 典之 様   川崎市幼稚園父母の会連合会 会長(川崎市議会議員)
  • (挨 拶)小澤 利通様   公益社団法人神奈川県私立幼稚園連合会 会長

ご祝辞を頂戴いたしました

本大会開催に際しまして、大変多くのご祝辞を頂戴いたしましたので、この場をお借りしてご披露させていただき改めまして感謝申し上げます。ありがとうございました。

記念講演

【講師】野澤祥子先生(東京大学大学院教育学研究科附属発達保育実践政策学センター(Cedep)准教授)

【テーマ】「コロナ禍の家庭環境と乳幼児~家庭と共に子どもの育ちを支えるには~」

【俯瞰図番号】F3-Ⅲ

【テーマの設定理由】

コロナ禍は社会に多大な影響を与えています。その中で、乳幼児の家庭が翻弄され、大きな困難を経験したことが調査から示されています。現代の子育て家庭の虚弱性が浮き彫りになるとともに、園が家庭にとって極めて重要な役割を果たしていることが改めて可視化されました。そうした調査結果をご紹介しつつ、家庭と共に子どもたちの育ちを支える園の在り方について考えたいと思います。